特例通訳案内士受講生募集/県、チャイナゲートウェイ
沖縄特例通訳案内士育成研修の募集呼び掛けのため22日、県文化観光スポーツ部観光政策課の我謝勝栄主査と沖縄特例通訳案内士事業共同体のチャイナゲートウェイの周文(金城文音)社長、宮古島観光協会の池間隆守専務理事が宮古毎日新聞社を訪れ、受講生の応募を呼び掛けた。
外国からのクルーズ船寄港などにより、増加する観光客に対する通訳や案内のニーズに対応するため、今年度は県全体で中国語60人程度、韓国語10人程度と英語20人程度を募集している。
外国人観光客の増加により通訳案内士の絶対的な不足に加え、ニーズの多様化に対応するため、沖縄振興特別措置法により、県が実施する研修を修了した者が、沖縄特例通訳案内士として2021年まで活動できる。
通訳案内士、地域限定通訳案内士または沖縄特例通訳案内士の資格なく、報酬を得て無資格で通訳案内を行った場合は、50万円以下の罰金に処せられる(通訳案内士法第40条)
応募要件は県内に住所を有し、かつ継続して1年以上居住している者(2015年7月30日までに県内に住民登録を有している者)。
募集期間は6月27日から7月15日(当日消印有効)までで、所定の応募用紙に必要事項を記入の上、写真と2000円の県収入証紙を所定の場所に貼り、〒901-0205豊見城市字根差部251番地、沖縄特例通訳案内士育成研修事務局(株式会社チャイナゲートウェイ内)宛に郵送する。申込用紙はチャイナゲートウェイのホームページからダウンロードするか、宮古島観光協会で入手できる。
7月31日午前9時から宮古島観光協会(平良字西里187番地2階)で事前審査を行う予定。
8月5日(予定)に合否通知が発送され、合格者には研修受講申込書が同封される。
研修コースは語学のレベルに応じて速成コース(研修時間104時間、受講手数料6万3000円)と一般コース(研修時間152時間、受講手数料9万3000円)。
研修期間は速成コースが2016年10月15日から同年12月12日。一般コースは16年8月27日から同12月12日まで。