統合計画策定委設置へ/城辺地区中学校
市教育委員会 2021年度の開校目指す
市教育委員会(佐和田貴美子委員長)の2016年度第3回委員会が29日に市役所城辺庁舎で開かれ、城辺地区中学校統合計画策定委員会設置要綱などを承認した。教育委員会が学校規模適正化案で示している2021年度までの統合校開校を目指し、委員会を設置して今年度中に統合計画案の策定や保護者、地域住民の意向調査に取り組む。
現在、西城、城辺、砂川、福嶺(休校中)の4中学校がある城辺地区。教育委員会の計画では、今年度で統合計画策定委員会を設置して統合計画案の検討と作成、保護者と地域住民の意向調査、17年度までに統合計画案についての保護者、地域への説明会、関係者からの意見集約と計画への反映、場所の選定、計画の策定と公表を実施。18年度から統合校の開校に向けた準備に着手し、年度での開校を目指す。
統合計画策定委員会設置要綱では、委員は30人以内で組織し、地区の自治会代表や小・中学校の校長とPTA会長などから教育長が任命することなどを定めている。
委員会では担当職員が設置要綱について説明。委員は自治会長や校長、PTA会長など20人を予定していること、計画では21年開校となっているが、地域から早期統合を望む声が多数ある場合には統合計画の早期策定に努める考えなどを説明した。
委員会ではそのほか、市立学校管理規則の一部を改正する規則や、市立図書館協議会委員を務めていた宮古青年会議所理事長の交代に伴う委員の変更などについて審議し、承認した。