公園ゾーニング 宮古島市要望のA案決定/宮古広域公園計画検討委
【那覇支社】宮古広域公園(仮称)計画検討委員会(委員長・池田孝之琉球大学名誉教授)の第6回会合が29日、県庁で開かれ、基本計画案の公園ゾーニングの環境配慮書を踏まえたA・Bの両配置案を協議し、宮古島市が要望していたA案を全会一致で決定した。
県が作成したゾーニングの両配置案では、観光・レクレーションがA案で与那覇前浜の西側、B案では東側、健康・スポーツゾーンがA案で東側、B案では西側に設定されていた。
前回の会合後、検討委員の長濱政治副市長は「観光・レクリエーションゾーンをビーチの正面に置くA案が、ビーチを利用したトライアスロンやビーチバレー、ジェットスキーなどのスポーツレクレーションが可能となり、将来的には有望」と話していた。
事前調査結果の環境配慮書の総合評価では、A・B両案の優劣はつけがたいと判断したが、5項目のうち「陸域動物」・「景観」・「人と自然との触れ合い活動の場」・「歴史的・文化的環境」はA・B案とも「ほとんど差がない」ものの、「陸域植物」・「生態系」では「わずかに優れている」として、A案を優位に評価した。
さらに、県による隣接集落への騒音影響の考慮や自然植生の改変回避への対応のほか、下地公園と宮古公園内の多目的広場との連携、トライアスロン大会の公園内の大芝生広場を利用したサポートなどの波及効果の意見もあり、ゾーニングはA案を選定した。
A・B案とも公園区域内のゾーニングとして、▽エントランス(集合広場、メイン駐車場、管理事務所など)▽観光・レクレーション(ピクニック園地、宮古馬牧場、芝生広場など)▽健康・スポーツ(グランドゴルフ、ウオーキング、市民大会など)▽海辺の森保全・活用(海岸樹木地一帯、天然林など)▽海辺の森強化(新樹林整備、自然観察・林間キャンプ利活用など)▽海浜保全・活用(便益施設の配置など)ーの6ゾーンを盛り込んでいる。