産業・経済
2016年7月2日(土)9:05
イセエビ漁が解禁/宮古地区
来年3月まで水揚げ
宮古地区でのイセエビ漁が1日、解禁となり、生きのいいイセエビが水揚げされた。海鮮料理店の関係者らは、新鮮で旬の食材に笑顔を見せていた。来年3月まで漁は繰り広げられる。
県漁業調整規則では、イセエビは産卵期に当たる4月1日から6月30日までは禁漁期間に設定され、体長18㌢以下は捕獲禁止となっている。
この日の早朝、イセエビ漁を終えた宮古島漁協所属の「豊成丸」(1・5㌧、津覇高雄船長)は荷川取漁港に入港した。水揚げされたイセエビは、重さが最大で1㌔弱。1㌔当たりの取引価格は例年並みの2500~3000円。
同漁協で開設する競り市場にもイセエビが上場され、仲買人らが次々と落札していた。
市内でレストランを経営する長浜司さん(40)は「取れ立てのイセエビは最高においしくて栄養満点だ。ゆっくり召し上がってほしい」とアピールした。