来島者数は5万3183人/16年上半期海外クルーズ船
寄港回数は39回
15年年間実績大幅に上回る
2016年の6月末までに宮古島へ寄港した海外クルーズ船の総数は39回で、来島者数は5万3183人となり、上半期ですでに15年の13回、9372人という年間実績を寄港数で3倍、来島者数では5倍以上と大幅に上回ったことが市観光商工局観光課のまとめで分かった。今後も10月末までに約60回の寄港を予定していることから、年間での海外クルーズ船による来島者は10万人を超えることが見込まれる。
今年の海外クルーズ船寄港は3月28日、台湾からの「スーパースター・アクエリアス」(5万1039㌧)でスタート。4月は3日、7日、12日、19日、26日に中国からの「スーパースター・リブラ」(4万2276㌧)、4日、11日、18日、25日に「アクエリアス」、20日と27日には中国から「スーパースター・ヴァーゴ」(7万5338㌧)が寄港した。
5月からは原則、毎週月曜日に「アクエリアス」、火曜日に「リブラ」、水曜日に「ヴァーゴ」が寄港。6月9日にはオーストラリア人を中心とした外国人客人を乗せた「カレドニアン・スカイ」(4280㌧)が宮古島に初入港した。
寄港回数と来島者数は、「リブラ」が14回で8963人、「アクエリアス」は13回で2万1196人、「ヴァーゴ」は11回で2万2929人だった。1回の寄港での平均来島者数は1364人。船別に見ると「リブラ」は640人、「アクエリアス」は1630人、「ヴァーゴ」は2084人となる。
7月から8月18日までは毎週日、月、水、木曜日の週4回寄港に増加するほか、8月からは総トン数が10万㌧を超える「ゴールデン・プリンセス」が10月までに8回の寄港を予定。7月は台風1号接近の影響で7、10、11日の入港がキャンセルとなったものの、下半期の来島者数は上半期を上回ることが見込まれる。
市観光商工局観光課では、昨年と比べ寄港数、来島者数は大幅に増加しているものの、大きなトラブルはなく順調な受け入れができているとの考えを示す。