前新城君、九州陸上出場/久松中生徒の活躍報告
與儀君は英検2級に合格
久松中学校(平良善信校長)の前新城羽信君(3年)が県夏季陸上3000㍍で2位に入賞し九州大会出場権を獲得。與儀琉瀬君(同)は高校卒業レベルに相当するとされる実用英語技能検定(英検)2級に合格した。同校は20日に会見を開き2人の活躍を報告した。
前新城君は今月2、3日に沖縄市の県総合運動公園陸上競技場で開かれた第36回県中学校夏季陸上競技大会の共通男子3000㍍で9分44秒61のタイムで2位となり、8月7日に鹿児島で開催される九州大会への出場を決めた。
與儀君は6月中旬に一次試験、7月10日に二次試験が実施された英検の2016年度第1回検定で2級に初挑戦し一発合格を果たした。8月には市の補助金を受けハワイ州オアフ島・マウイ島での13日間の海外ホームステイに参加する。
昨年に続き2回目の九州大会出場となる前新城君は「県大会の結果はあまり良い結果とは思っていない。九州では昨年出場した経験を生かし、今回負けた相手に勝って上位入賞を目指したい」。2歳のころから英会話塾に通っているという與儀君は「塾でも勉強しているが学校の授業でも積極的に英語を話す機会が増えていて、そのことが2次試験で役立った。今後もさらなる上の級を目指したい」とそれぞれ語った。
平良校長は「2人が最高の結果を出したことでほかの生徒への刺激になると思う。2人が活躍すると学校全体が盛り上がる。大きく期待している」と2人を激励した。