グルメや踊り満喫/宮古島夏まつり
浴衣姿で3通り散策/歩行者天国に大勢の人出
宮古島夏まつり2016(主催・同まつり実行委員会)の歩行者天国が23日、西里、市場、下里の3通りを中心に始まった。初日から多くの市民や観光客らが訪れ、出店のグルメや路上で繰り広げられる踊りと音楽を楽しんだ。各通りには、夏休み中の子供たちが浴衣や甚平姿で楽しそうに散策する姿が見られた。
歩行者天国は午後5時にスタート。車両の進入が規制された3商店街は人の波で埋め尽くされた。
通りには金魚すくいなどのゲームコーナーが軒を連ね、露店のかき氷や綿あめは子供たちに大人気。ポテトフライやホットドッグ、空揚げも飛ぶように売れた。
中学生の仲良し4人組は、浴衣を着て祭り会場で待ち合わせた。
宮国遙さんは、今年の夏休みは米国カリフォルニアに3週間ホームステイするという。「友達と一緒の祭りは何よりも楽しい」、下地亜美佳さんは「夏休みは苦手科目の数学を克服したい。遊びも勉強も全力で取り組みます」と笑顔だった。
サトウキビ農家の男性(72)は、孫の踊りを見た後、家族で歩行者天国を楽しんだ。「農作業も一段落しているので、明日(24日)はパレードと綱引きを楽しみたい」と話した。