車、人とも運賃約半額/自動車航送負担コスト軽減事業
多くの村民が利用を
【多良間】」多良間村(伊良皆光夫村長)の村民を対象にした、自動車航送負担コスト軽減事業が始まり、まもなく1年が経とうとしている。自動車航送負担コスト軽減は、夏休み期間も実施されており、離島割引カードの提示などで、家族で宮古島へ行くにも経済的な負担が軽減されるだけでなく、宮古島でのレンタカーを手配する手間もなくなる。また、自家用車を活用することで、宮古島での買い物の荷物を車にそのまま載せて、多良間に帰島できるなどの利便性があるため、旧盆用の買い物などで活用してほしいと、多くの村民の利用を呼び掛けている。
この制度は利用期間が設けられており、多良間を出発してから2週間以内に帰島しないと適用されないので注意が必要。また、車両を航走する場合はその車の名義人が乗船する必要がある。
フェリー「たらまゆう」は先月25日からドックに入り、船内の整備点検を終え、外装に新たに村キャラクター「たらぴん」が描かれた。乗客のみでも多良間村民で離島割引カードを提示すると大人、小人の往復運賃が約半額になる。また、車両の場合は車の大きさによって航走運賃は異なるが、やはりそれぞれの大きさで約半額になる。