まもる君の誕生日祝う
交通事故防止に期待/お守りも発表
「宮古島まもる君」の生誕祭が5日、宮古島警察署(大城辰男署長)で行われた。「宮古島まもる君」は語呂合わせの意味もあり、平成3(1991)年8月5日(385=みやこ)が誕生日とされており、この日が25回目の誕生日となった。大城署長はじめ、一日警察署長を委嘱されたアイランダーアーティストの下地暁さん、宮古島地区交通安全協会の新里孝行会長ら関係者が出席して誕生日を祝うとともに、同署管内での交通事故の未然防止を呼び掛けた。
この日、宮古島まもる君を刺繍した交通安全「まもる君お守り」が発表された。今月8日から免許更新時に、交通安全協力金を支払った人に、返礼として無料で配布される。お守りは非売品。
大城署長は「署管内で7~8月に掛けて、交通事故が増えてきている。まもる君にはこれからも交通事故が起きないよう、監視を頑張ってほしい」と述べた。
宮古島まもる君に扮した同署交通課の具志堅芳樹警部補が「宮古島では交差点の出会い頭の事故が多い。停まるべきところではしっかりと停止し、安全を確認してほしい」と呼び掛けた。
県警本部長の池田克史警視長は「まもる君、継続は力なり。ますますの活躍を期待する」。下地敏彦市長は「これからも宮古島を守ってほしい」とそれぞれメッセージを寄せた。
一日署長を務めた下地さんは「交通事故を防ぐには、安全の確認が大切。何度も確認してほしい」とあいさつした。
「宮古まもる君」の歌を作詞、作曲した下地暁さんと娘の下地美波さんの歌と演奏に合わせて、東保育所(友利和枝所長)の園児25人が可愛らしいダンスを披露した。