県V2の快挙祝う/平良中卓球部
「九州大会でも活躍を」
県中学卓球大会で団体連覇を飾った平良中卓球部を祝う会が5日夜、市内レストランで開かれた。同校PTAや学校、卓球の関係者多数が参加し、大会連覇を祝福するとともに、九州大会での活躍を期待した。
祝賀会・激励会は同校PTAが主催。第20回日韓青少年夏季スポーツ交流大会に出場する砂川朝博君の激励会も併せて開いた。
選手が入場すると会場は大きな拍手に包まれ、歓声や指笛も響いた。
主催者を代表してあいさつしたPTAの仲間龍典会長は「九州大会には自信を持って臨むこと。自分たちのプレーでベストを尽くしてほしい」と激励した。
続いて同校の亀川昌彦校長が「宮古地区で卓球部があるのは平良中だけ。このような厳しい環境の中で連覇を達成してみせた。有言実行の素晴らしい子どもたちだと思う」と誇った。その上で「子どもたちは九州でも持てる力を発揮してくれる。ぜひ応援をいただきたい」と呼び掛けた。
この後、選手一人一人が感謝の気持ちと決意を表明した。キャプテンの親泊怜央君は「宮古に卓球部が1校しかないという不利な状況の中で優勝することができた。これは一緒に練習してくれた宮古高校卓球部の先輩たちや、ここにいる皆さんのおかげです」と感謝を込めた。「九州大会では県代表なんだという気持ちを忘れずに頑張りたい」と力強い抱負を語った。
日韓青少年夏季スポーツ交流大会に出場する砂川君は「大会を通して韓国の文化を学びたい。宮古のことも紹介する」と話し、国際交流に意欲を見せた。
祝賀会には教育関係機関の代表らも出席した。それぞれ平良中卓球部の連覇を祝うとともに、さらなる活躍に期待を込めた。