上原、下地さんが第1位/ピティナ・ピアノ地区本選
全国決勝大会出場へ
第40回ピティナ・ピアノコンペティション沖縄地区本選がこのほど、南城市文化センター・シュガーホールで開かれ、連弾中級B部門で宮高2年の上原愛音(ねね)さんと平良中2年の下地平莉(ひらり)さんが第1位を獲得し、全国決勝大会出場を決めた。そのほか宮古から出場した5人が優秀賞、2人が奨励賞を受賞した。
上原さんと下地さんは、サン=サーンス作曲の「動物の謝肉祭」の第7曲「水族館」を演奏して第1位を受賞した。今月19日に東京のトッパンホールで開催される全国決勝大会に出場する。
2度目の決勝大会出場となる上原さんは「予選から全国で演奏することをイメージしながら練習をしてきた」と話し、目標達成を誇った。
全国では本選と同じ曲に加えてストヤノフのゲームの2曲を演奏する。「静かな曲と派手な曲を演奏することになる。このギャップを表情に出し、色が見えるような演奏をしたい」と意気込んだ。
地区本選での演奏を「まずまず」と自己評価する下地さんは、「全国ではお互いの音をよく聴いて、演奏する曲の雰囲気を最大限に引き出したい」と話した。
上原さん、下地さんのほか連弾上級で宮高2年の下地早穂子(さほこ)さんと新城里依(さとい)さんが優秀賞を受賞した。
平良第一小2年の本田侑良(ゆら)さんと本田采那(あやな)さんは連弾初級で、同校2年の新城萌依(めい)さんはB級でそれぞれ優秀賞を受賞している。
連弾中級A部門では、宮高1年の荷川取千穂(ちほ)さんと北中2年の荷川取美南海(みなみ)さんが奨励賞を受賞した。