「ハワイで見聞広める」/市海外ホームステイ派遣事業
生徒10人が出発式で抱負
2016年度宮古島市海外ホームステイ派遣事業(主催・市教育委員会)で米国ハワイ州を訪問する生徒10人の出発式が14日、宮古空港で行われた。引率の北中学校の新垣尚希教諭を含む一行11人は、26日までの約2週間、同州オアフ島、マウイ島を訪問する。滞在中はホストファミリー宅などで宿泊する。
出発式で宮國博教育長は「韓国の仁川経由でハワイに向かう。空港で韓国の空気にも触れてほしい。ホームステイ先や訪問先では、積極的にコミュニケーションをとる努力もして、見聞を広めてほしい」と生徒たちに呼び掛けた。
派遣生徒を代表して宮高2年の渡久山翔平君は「参加できて大変うれしい。いろいろな人との出会いなど、悔いを残さないよう楽しみたい。この経験を今後のためにも生かしたい」と抱負を述べた。
出発式の時間帯に宮古空港に降り立った下地敏彦市長は「ハワイの島は宮古島と環境が似ているところもあり、親しみやすい人たちなので、ハワイの高校生徒としっかり交流を深めてほしい」と激励した。
一行は滞在中、アリゾナ平和記念館訪問やカメハメハ大王像の見学、ハワイ沖縄文化センターなどを見学する。また訪問先の高校で日本語のクラスを見学したり、マウイ郡長を表敬したりする予定。
同事業で派遣される生徒は次の通り。(敬称略)カッコ内は学校名と学年
宮國理子(平良中3年)▽仲松佑笑(同)▽糸数クララ(北中3年)▽與儀琉瀬(久松中3年)▽和田陽花(鏡原中3年)▽垣花尚汰(城辺中3年)▽友利まとい(下地中3年)▽渡久山翔平(宮高2年)▽鈴木日世史(同3年)▽砂川亜美(同2年)