ベスト3生産農家を表彰
「マンゴー共和国」フィナーレ
宮古島産マンゴーのブランド化と消費拡大を目指し、6月17日から行われてきたイベント「マンゴー共和国2016」の最終日となった28日、「島の駅みやこ」でフィナーレが行われた。生産農家の「ベストオブザイヤー」として渡真利明長・イエン夫妻、本村勝則・ティン夫妻、砂川勝也・幸子夫妻が表彰された。
2014年から行われている同イベントは、参加者が「入国ビザ」を取得することでイベント参加店舗でマンゴーグルメを楽しめるほか、各店舗で特典が受けられるもの。期間中、「島の駅みやこ」にはマンゴー販売コーナーが開設され、今年は67農家が納品した。
フィナーレではイベント実行委員長の西里長治パラダイスプラン社長が「今年はマンゴーが豊作ではないと聞き心配していたが、農家の皆さんが熟れたと同時に持ってきてくれ、この店だけで当初目標通り7000万円分のマンゴーを売ることができた」と報告し、納品農家に謝意を示した。「共和国」の「大統領」に就任していた下地敏彦市長は「おいしいマンゴーを買ってくれた国民、観光客の皆さんに心から感謝したい」と語った。
「ベストオブザイヤー」表彰では、一番売り上げた生産農家として渡真利夫妻に「ベストセールス賞」、販売平均単価が高かった農家として本村夫妻に「エクセレント賞」、納品日数が多かった農家として砂川夫妻に特別賞が贈られた。
フィナーレに参加した生産農家や関係者たちは宮古島商工会議所の下地義治会頭の音頭で乾杯し、イベントが盛況のうちに終了したことを祝った。さまざまな賞品が当たる抽選会も行われ、会を盛り上げた。