平良さん(北3年)最優秀/少年の主張宮古地区大会
優秀に村田(狩俣2年、下地さん(下地3年)/各中学の代表16人が発表
第31回県少年の主張宮古地区大会(主催・県青少年育成県民会議、市青少年育成市民会議)が3日、市中央公民館大ホールで開かれ、各中学校の代表生徒16人が出場し、それぞれの意見を発表した。審査の結果、最優秀賞に平良由依さん(北3年)、優秀賞に村田かおりさん(狩俣2年)と下地藍里さん(下地3年)が選ばれた。平良さんは今月28日に豊見城市で開かれる県大会に出場する。
最優秀賞に輝いた平良さんは「自分の物語を生きる」と題し、自身が治療法のまだ見つかっていない病気になり、やりたくてもできないことが増え悩んでいたが、支えてくれる両親や友達の姿から、病気のせいにして、できることを行ってこなかった自分に気付き、挑戦する気持ちを思い出したことなどを発表した。
平良さんは「自分以外の人の発表が素晴らしかったので、良くて優秀賞かと思っていたが、最優秀という素晴らしい賞をもらえうれしい。今回、一番訴えたかったことはいろいろなことに挑戦することが大切ということ。県大会では今まで指導してくれた先生の協力を生かせるように頑張りたい」と喜びと抱負を語った。
優秀賞の村田さんは「ふるさとの魅力~民謡が教えてくれたこと~」、下地さんは「新しい世界に発見を求めて」の演題でそれぞれ発表した。
今大会の進行には西辺中学校生徒が協力。司会を上原龍之介君(3年)と前泊亜実さん(同)が務めたほか、発表終了後の審査時間にアトラクションとして生徒たちがリズムダンスを披露し、会場を盛り上げた。