一般会計補正など40議案提出/市議会9月定例会が開会
リサイクルセ建設契約も/市長が提案理由を説明
宮古島市議会(棚原芳樹議長)9月定例会が6日、開会した。初日は下地敏彦市長が提出した40議案について提案理由を説明した。今定例会には一般会計予算に5億462万円を追加する補正予算案や2015年度決算の認定を求める議案、市リサイクルセンター(仮称)建設工事請負契約や市ふれあいの前浜海浜広場施設指定管理者の指定について議決を求める議案などが提出されている。
今回、提出されたのは一般会計と特別会計、水道事業会計の補正予算案が計10件。市火葬場設備の管理運営に指定管理者制度を導入するため条例を全面改定する議案などの条例案が5件。市リサイクルセンター(仮称)工場棟の建設工事請負契約を川崎技研・共和産業・佐平建設特定建設工事共同企業体と24億2784万円で締結することや、市ふれあいの前浜海浜広場施設指定管理者を「いちば」(市平良下里、與那覇翔太郎社長)とすることに議決を求める議案など議決議案11件。17年度の一般会計と特別会計、水道事業会計の決算認定を求める認定議案11件。15年度の市健全化判断比率と資金不足比率を報告する報告1件。人権擁護委員の推薦について議会の意見を求める諮問2件。
登壇した下地市長は提出全議案の提案理由を説明し、慎重審議と議決を要請した。
今定例会の会期は28日までの23日間で、きょう7日は提出議案に対する質疑を行う。8、9日と12日から14日までの5日間は市議会常任3委員会で付託議案を審査。一般質問は20、21日、23日、26、27日の5日間を予定していて、28日の最終本会議で各委員会の審査結果報告、報告に対する質疑、議案に対する討論などを経て、議案の採決が行われる。