「省エネ心掛けて」/福嶺小
お天気キャスターが出前授業
福嶺小学校(島尻政俊校長)で7日、出前授業があり、NPO法人気象キャスターネットワーク代表の藤森涼子さんが全児童28人に「地球温暖化の最新情報 未来の地球と私たちのくらし」と題して講義し、地球温暖化を防ぐ省エネの大切さを強調した。
藤森さんは、日本テレビのお天気キャスターで気象予報士でも活躍。同校での出前授業は今年で3年目で、この日は環境教育を実施した。
藤森さんは「エネルギーを使うと二酸化炭素を出す。二酸化炭素は地球温暖化にもなるので、エネルギーの無駄づかいは止めて、省エネに心掛けましょう」と語った。
また「環境省ではクールチョイスを進めている。クールは涼しい、賢いの意味で、チョイスは選ぶの意味。朝起きて歯を磨く時は、水道水を止めたりする。お天気の良い時は薄い色の洋服を着る」とアドバイスした。
藤森さん「下地島の海でシュノーケリングを楽しんだ。でも地球温暖化の影響で、サンゴの白化現象が見られた」とショックを受けた様子で話した。
サンゴ群体の白化現象は、海水の高温が続くと発生するとされる。造礁サンゴに共生している褐虫藻が失われ、サンゴの白い骨格が透けて見え、白くなる現象。