宮古島市37人、多良間村1人/県内100歳以上
県全体で1011人 過去最多更新
【那覇支社】「敬老の日(19日)」を前に、県子ども生活福祉部が13日に発表した100歳以上の高齢者数(15日時点)によると、宮古島市は前年に比べ3人増の37人、多良間村は1人となった。
県全体では1011人と前年比で48人増。1972年の統計開始以降で過去最多を更新した。市町村別では那覇市が159人と最多で、次いでうるま市114人、沖縄市79人、名護市58人などと続いた。
県の人口10万人当たりの100歳以上の人数は70・50人で、全国順位は昨年と同じ15位となった。都道府県別では島根県が96・25人と4年連続最多で、2位が高知県87・93人、3位が鳥取県84・84人となった。
厚生労働省によると、全国の100歳以上の高齢者は昨年より4124人増え、過去最多の6万5692人に上っている。うち女性が全体の約87・6%(5万7525人)を占めた。
県内の100歳以上の内訳は男性130人、女性881人で、女性が約8割以上を占めた。宮古島市は男性5人、女性32人。多良間村は女性1人となった。
今年度中に新たに100歳を迎える人(1916年4月~17年3月31日生まれ)は511人(男性73人、女性438人)で、昨年より124人増える。宮古島市は19人(男性1人、女性18人)となる。多良間村は該当なし。
県内の最高齢は112歳の大城テルさん(那覇市)。