05/02
2025
Fri
旧暦:4月5日 友引 辛 
政治・行政
2016年9月16日(金)9:07

議員定数 4減の「22」が最多/議会改革特別委

現状維持も6人/全議員のアンケ結果公表


議員定数のアンケート結果が公表された議会改革調査特別委員会=15日、市役所平良庁舎

議員定数のアンケート結果が公表された議会改革調査特別委員会=15日、市役所平良庁舎

 市議会の議会改革調査特別委員会(下地明委員長)は15日、議員定数についてのアンケート結果を公表した。25人の全議員が回答し「議員定数は何人が妥当か」については、現在の定数26から4減の「22」と答えたのが9人と最も多かった。6減の「20が妥当」としたのは2人で、現状維持は6人。平均は23・4人で「増やすべき」とした議員はいなかった。議員定数は11月30日までに結論を出し、来秋予定の選挙から適用する方針。

 アンケートは記名入りで、項目は「議員定数は何人が妥当か」「その理由」の2項目。アンケート用紙を配布し、9日までに議会事務局に提出する方法で行った。

 同委員会では、アンケート結果を基に議員定数を現状維持にするか、削減すべきかの具体的な協議に入る。

 アンケートでは、議員定数についての理由も示され、削減の理由については「人口や面積、財政規模など全国の類似自治体と比較した」が最も多く、「議員の資質の向上や緊張感など良い刺激を与える」との観点や「市民を納得させることが必要」との理由もあった。

 「現状維持」を主張した議員からは「市民の意見や要請をより正確に受け止め、議会に反映させるため」「市町村合併後の地域特有の課題解消のため」などを理由に挙げた。

 一方で、「削減すべき」としたものの「急激に削減せず、段階的に削減」と、社会情勢を総合的に勘案しながら削減することを提案する議員や、「議員定数を減らすと平良地区に議員が集中する」など地域バランスを懸念する声もあった。

 議員定数をめぐっては、市町村合併前は5市町村で計84人の議員がいたが、合併後は定数28に改められた。さらには合併後2度目の選挙からは定数26になり、現在に至っている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年5月1日(木)9:00
9:00

子どもは無料や半額

児童福祉週間で各施設   最大11連休となるゴールデンウイーク(GW)が始まっている。入域観光客数がコロナ禍以前に戻りつつある宮古島では多くの観光客が訪れ、各空港が混雑しているほか、島内各地の行楽地では観光客に加えて地元の家族連れなどでにぎわいを見せ…

2025年4月23日(水)9:00
9:00

多良間島、3部門で上位/マリンダイビング大賞

「初めて行きたいエリア」1位/スキューバダイビング専門ウェブサイト   【多良間】年間125万人が利用するスキューバダイビングの専門ウェブサイト「マリンダイビングWEB」が発表した「マリンダイビング大賞2024」の年間ランキングで、多良間・水納島が「…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!