12/25
2024
Wed
旧暦:11月24日 仏滅 壬 
政治・行政
2016年9月16日(金)9:07

議員定数 4減の「22」が最多/議会改革特別委

現状維持も6人/全議員のアンケ結果公表


議員定数のアンケート結果が公表された議会改革調査特別委員会=15日、市役所平良庁舎

議員定数のアンケート結果が公表された議会改革調査特別委員会=15日、市役所平良庁舎

 市議会の議会改革調査特別委員会(下地明委員長)は15日、議員定数についてのアンケート結果を公表した。25人の全議員が回答し「議員定数は何人が妥当か」については、現在の定数26から4減の「22」と答えたのが9人と最も多かった。6減の「20が妥当」としたのは2人で、現状維持は6人。平均は23・4人で「増やすべき」とした議員はいなかった。議員定数は11月30日までに結論を出し、来秋予定の選挙から適用する方針。

 アンケートは記名入りで、項目は「議員定数は何人が妥当か」「その理由」の2項目。アンケート用紙を配布し、9日までに議会事務局に提出する方法で行った。

 同委員会では、アンケート結果を基に議員定数を現状維持にするか、削減すべきかの具体的な協議に入る。

 アンケートでは、議員定数についての理由も示され、削減の理由については「人口や面積、財政規模など全国の類似自治体と比較した」が最も多く、「議員の資質の向上や緊張感など良い刺激を与える」との観点や「市民を納得させることが必要」との理由もあった。

 「現状維持」を主張した議員からは「市民の意見や要請をより正確に受け止め、議会に反映させるため」「市町村合併後の地域特有の課題解消のため」などを理由に挙げた。

 一方で、「削減すべき」としたものの「急激に削減せず、段階的に削減」と、社会情勢を総合的に勘案しながら削減することを提案する議員や、「議員定数を減らすと平良地区に議員が集中する」など地域バランスを懸念する声もあった。

 議員定数をめぐっては、市町村合併前は5市町村で計84人の議員がいたが、合併後は定数28に改められた。さらには合併後2度目の選挙からは定数26になり、現在に至っている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年12月12日(木)9:00
9:00

ローズウッド来年3月開業/平良荷川取

世界的高級ホテル日本初進出/観光振興、地域活性化に期待   世界的高級ホテルチェーンの「ローズウッドホテルズ&リゾーツ」(本社香港、ソニア・チェンCEO)は、日本初進出となる「ローズウッド宮古島」を来年3月1日に開業、今月10日から同ホテル公式ウェブ…

2024年12月11日(水)9:00
9:00

「これからも地域と共に」

開業40周年、関係者招き祝賀会/宮古島東急ホテル&リゾーツ   宮古島東急ホテル&リゾーツ(白木敦義総支配人)は9日夜、同ホテルの開業40周年記念祝賀会を開催した。島内外の観光関係者、パートナー企業らを招き、これまでの感謝を示すとともに今後のさらなる…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!