３作品が中央審査会出品

最優秀賞に選ばれた前田さんの作品

　深夜はいかい防止ポスター宮古地区審査会（主催・宮古島署）が１５日、同署で行われた。応募作品３１点の中から、最優秀に前田然太さん（城辺中３年）の作品が選ばれた。最優秀、優秀、優良の３作品は、１１月に県警本部で行われる中央審査会に宮古地区代表として出品される。

　同署は７月４日から９月５日までの間、管内の小中高校に「青少年の深夜はいかい防止」のポスターを募集した。

　審査会に先立ち、大城辰雄宮古島署長は「このポスターが青少年の非行の未然防止に役立つことを期待する」とあいさつした。

　２０１５年中、宮古島署管内で不良行為で補導された少年は４１２人で、このうち、深夜はいかいで補導されたのは１４１人と、全体の３４％を占めた。県内では２万７１２０人でこのうち、深夜はいかいは１万８１７９人と全体の約７割を占めている。

　県警は例年、県と県教育庁と連携し、「青少年のしんやはいかい防止・未成年者飲酒防止一斉行動」に取り組んでいる。その一環として、同ポスターの募集を行い、深夜はいかいに冠する県民の意識高揚を図っている。

　入賞したのは次の通り。（敬称略）

　最優秀賞＝前田然太（城辺中３年）▽優秀賞＝新里ひかり（上野中３年）▽優良＝立津槙斗（平良中２年）▽佳作＝勝連茉莉那（同３年）、藤田ほのか（上野中２年）▽入選＝天願舞春（上野小５年）、伊波香菜子（平良中３年）、下地倫太郞（城辺中３年）