県知事賞に新城君(福嶺小1年)/動物愛護図画コン
殿村さん県獣医師会長賞
【那覇支社】動物愛護週間(20~26日)の関連行事で、県主催の2016年度動物愛護図画コンクール表彰式が22日、那覇市小禄のイオン那覇店前広場で行われ、宮古島市から福嶺小1年の新城武蔵君が最優秀賞の県知事賞に輝き、入選の県獣医師会長賞に、はなぞのこどもえんの殿村那菜さん(5歳)が選ばれた。
新城君の作品名は「うし」。祖父が飼う牛との楽しそうな触れ合いを表現した。「うれしい。おじいに早く賞状を見せたい。学校から帰ったら牛といっぱい遊びたい」とうれしそうに話した。
殿村さんは「モコ、だいすき!」。青空の下、大好きな犬と思いっきり走り回る姿を描いた。感想の求めには、恥ずかしそうに笑顔を見せた。
同コンクールは、動物の図画を描くことにより、改めて身近な動物に思いを寄せ、生命尊重や友愛、平和などの情操の涵養を図ることを目的に、毎年開催される。今回は県内の保育・幼稚園や小学校から応募があった801点の作品の中から、県知事賞1点、入賞6点、入選12点の計19点が選ばれた。
開会の主催者あいさつで、棚原憲実環境部環境企画統括監は「県は人と動物の共生を基本理念に策定した動物愛護管理推進計画を基に、犬・猫の殺傷ゼロを目指している。県民の一層の理解と協力を願いたい」述べた。
同会場では関連行事として、県獣医師会による犬猫不妊去勢手術助成の受け付けや県動物愛護管理センターの迷い子札配布・啓発ポスター展示、沖縄ペットワールド専門学校の爪切り・耳掃除、動物愛護団体の猫の譲渡会などが行われた。