15日からチケット販売/12月20、21日 大相撲宮古島場所
実行委が来場呼び掛け/ちびっ子相撲や初切も
大相撲宮古島場所実行委員会は30日、市内ホテルで記者会見し、大相撲宮古島場所(12月20、21日、市総合体育館)のチケットを15日から販売すると発表した。料金は1万4000円(1階タマリS席)~6000円(2階自由席)などで、中学生以下は1000円。宮古島では8年ぶりの開催で、同実行委では「本場所とは違い、力士と触れ合えるのが巡業の魅力」と来場を呼び掛けた。
宮古島場所には、横綱、大関を始めとする幕内の全力士約40人が参加し、トーナメントで優勝を争う。
関取と地域代表の宮古角力選手との取組や相撲甚句、髪結い実演、初切、綱締め実演、横綱土俵入り、弓取り式のほか、土俵入りの際に力士が赤ん坊を抱いて入場したり、土俵を囲んでクイチャーを踊る宮古島場所ならではの企画も予定されている。
巡業主催者に当たる「勧進元」の藤澤雅義さんは「相撲人気が全国的に広がり、今や女性や外国人の観戦も多くなった。力士と触れ合うと幸せになりパワーをもらえる」と開催をアピールした。
中国内モンゴル自治区出身で、荒汐部屋の蒼国来(そうこくらい)は「3年前に宮古に旅行に来たが、日本にこんなにきれいな島があるのかとびっくりした。以来、宮古が好きになった。8年前は幕下で来れなかったが、今年は参加できるのでうれしい。宮古島場所に出場する力士たちも楽しみにしている」と来場を呼び掛けた。
実行委では、力士が抱っこして土俵入りする赤ちゃんや、ちびっ子相撲の参加者、力士と対戦する地域代表者をそれぞれ募集している。
チケットはTSUTAYA宮古島店、Booksきょうはん宮古南店、ファミリーマート(ファミポート発券)でそれぞれ発売する。
問い合わせは実行委(電話0980・73・0026)まで。