宮古工業高校 2年生9人が合格/機械保全技能検定3級
宮古工業高校(伊志嶺秀行校長)で3日、同校自動車機械システム学科自動車コース2年生の生徒9人が、機械保全技能検定3級に合格したと発表した。宮古島市で高校生がこの検定に合格したのは初。
合格した生徒を代表して伊地志仁(ゆきと)さんは「毎日放課後、みんなで先生と勉強したことと、家で勉強したことが合格につながったと思う。今後もいろいろな資格に挑戦し、将来につなげていきたい」と喜びと抱負を述べた。
山城昭一教頭は「日々の努力が奏功したと思う。これからも精進し、ほかの資格にもぜひ挑戦してほしい。これはほかの生徒や学校にも波及する。皆さんが残した実績はとても大きい。おめでとう」とたたえ、今後に期待した。
機械保全(機械系保全作業)は機械単体の保全ではなく、ボールベアリングなどの部品の保守点検を行う。機械保全技能検定は、機械の保全に必要な技能・知識を対象に行われる。
この資格試験は厚生労働省から受託した公益社団法人日本プラントメンテナンス協会が実施している。
合格したのは次の通り。(敬称略)
伊地志仁▽奥平夏生▽照屋琉聖▽友利楓▽比嘉捷人▽與儀麻仁▽奥谷恭平▽松川竜二▽下地一誠