グランプリに仲間さん/「なりやまあやぐ」まつり
子どもの部は砂川さん/出場者、情感豊かに歌い上げる
宮古を代表する民謡「なりやまあやぐ」の三線演奏と歌唱力などを競う、第11回なりやまあやぐまつり(主催・同実行委員会)が9日、城辺友利のインギャーマリンガーデン特設会場で行われた。一般の部グランプリに当たる「なりやまあやぐ大賞」は仲間まひるさん(宮高1年)が受賞した。子どもの部では砂川彩夏さん(下地小6年)が最高賞の「御神(うがん)山賞」を受賞した。出場者たちは幻想的な雰囲気に包まれた海上の特設舞台で、情感豊かに「なりやまあや
ぐ」を歌い上げた。
今まつりには一般の部に41人、子どもの部に10人が出場した。一般の部では予選を通過した25人が本選で、稽古を重ねてきた歌と三線を披露した。
グランプリに輝いた仲間さんは「昨年の大会は調子が悪かったので、今年は何か賞に入れればと思った。こんなに大きな賞をもらえて、まだ実感が湧かない」と喜びを語った。
子どもの部最高の御神山賞を受賞した砂川さんは「受賞できてとてもうれしい。ちゃんと発音良く歌って、三線も上手に弾けるように頑張った。とても気持ち良く歌えた」と笑顔を見せた
審査結果は次の通り。(敬称略)
◎一般の部
【なりやまあやぐ大賞】仲間まひる【金志川賞】漢那林【インギャー賞】前泊真季【あま井賞】花城静香【元島賞】村田かおり
◎子どもの部
【御神山賞】砂川彩夏【2位】川上寛太【3位】勝連智花音