北学区が男女総合2連覇/宮古体育大会
ボウリング、柔道、自転車でV
第43回宮古体育大会は9日、最後の競技種目の陸上で全日程を終了した。17競技のポイントで競う男女総合の部は北学区が昨年に続き優勝した。2位は平一、3位には陸上で総合優勝に輝いた上野が入った。大会には1765人の選手が参加。約3カ月間にわたり熱戦を繰り広げた。
総合優勝の北は、ボウリングと柔道のほか、今大会から新しく加わった自転車で優勝。陸上壮年と水泳男女、混成バドミントン、サッカー、剣道、角力で準優勝するなど、各競技で安定した力を発揮し148・5点を獲得した。
一方、2位の平一は、バレーボール男子、ハンドボール女子、混成のバドミントン、ソフトテニス、テニス、剣道、男子ゴルフと計7競技で優勝したものの、他の競技が伸び悩み、総合得点は127・5で北に21点差をつけられた。
3位の上野は陸上競技壮年、水泳男女、角力で優勝したが、不出場の競技もあり全体的に得点を伸ばせなかった。総得点は120・5だった。
以下、4位久松、5位西辺、6位南、7位東の順。
閉会式で宮古体育協会の長濱博文会長は、総合優勝した北学区の選手や役員をたたえた上で、他の学区の奮起を促した。
北学区体育協会の安慶田成夫会長は「連覇を狙っていたので結果はうれしい。昨年より選手の集まりがスムーズだった。そのおかげで各種目で上位の成績が取れた。来年は3連覇を狙いたい」と喜びと抱負を語った。