05/04
2025
Sun
旧暦:4月7日 仏滅 癸 
教育・文化
2016年10月11日(火)9:02

「移民の歴史に誇り」/県交流事業

与座君(宮高3年)ペルー派遣報告


ペルー派遣研修の成果を報告する与座君=8日、浦添市のJICA沖縄国際センター

ペルー派遣研修の成果を報告する与座君=8日、浦添市のJICA沖縄国際センター

 【那覇支社】県の2016年度海邦養秀ネットワーク構築事業のペルー研修報告会が8日、浦添市のJICA沖縄国際センターで行われ、派遣された宮古高校3年の与座晨(あした)君ら県内外の高校生や大学生10人が、研修成果をそれぞれ発表した。

 与座君はペルーの県人会館で移民の歴史を学習した体験を報告し、「さまざまな苦労を乗り越えてきた歴史を知ることで、ウチナーンチュの力を実感できて誇りに思えた。これからもっともっと世界のウチナーンチュと係わっていきたい」と強調した。

 同事業では海外でのホームステイを通して、現地の県系人子弟と沖縄の若者が交流を深め、次世代のウチナーネットワークを担う人材を育成する。事業開始から10年目の今年のホームステイ派遣は、沖縄県民が初めて移住して110年の節目を迎えたペルー共和国。 ペルー沖縄県人会が受け入れ、学生らは主にリマを中心に、8月16日~31日の16日間滞在した。滞在中はペルーの家庭や学校を通じて歴史・文化を吸収し、交流会やワークショップなどで異文化や国際理解を深めた。28日に開催された「沖縄県人ペルー移住110周年記念式典」には、翁長雄志知事らと共に出席した。

 主催者あいさつで、同事業実行委員会長の照喜名一文化観光スポーツ部統括監は「一皮も二皮もむけて帰ってきた皆さんの姿を見て安心した。ホームステイを通した経験が、今後の人生に大きな糧になるよう期待したい」と激励した。



記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年5月1日(木)9:00
9:00

子どもは無料や半額

児童福祉週間で各施設   最大11連休となるゴールデンウイーク(GW)が始まっている。入域観光客数がコロナ禍以前に戻りつつある宮古島では多くの観光客が訪れ、各空港が混雑しているほか、島内各地の行楽地では観光客に加えて地元の家族連れなどでにぎわいを見せ…

2025年4月23日(水)9:00
9:00

多良間島、3部門で上位/マリンダイビング大賞

「初めて行きたいエリア」1位/スキューバダイビング専門ウェブサイト   【多良間】年間125万人が利用するスキューバダイビングの専門ウェブサイト「マリンダイビングWEB」が発表した「マリンダイビング大賞2024」の年間ランキングで、多良間・水納島が「…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!