全国、九州派遣で激励金/宮高
上原バレー部主将と陸上部員9人
宮古高校(平良智枝子校長)は11日、県選抜メンバーとして国民体育大会バレーボール競技少年男子に出場した同校バレーボール部キャプテンの上原優人選手(3年)と、14日から福岡で開催される全九州新人陸上競技大会に出場する陸上部員9人に激励金を贈った。
上原選手は県選抜チームのエースアタッカーとして国体九州ブロック予選から全試合に出場し、沖縄としては4年ぶりとなる国体出場権を獲得。「希望郷いわて国体」では2回戦敗退となったが、初戦突破に貢献した。
県大会3位以上が出場できる全九州新人陸上競技大会。同校から男子は平良優明、女子は仲里彩、與那覇優佳、仲地楓華、林まき(以上1年)、熊谷朔良、天久向日葵、砂川夏乙、仲村渠笑美(以上2年)の計9選手が参加する。
激励金贈呈式は同校校長室で行われ、平良校長から上原選手と、陸上部を代表して平良選手と熊谷選手に目録が手渡された。
上原選手は「国体に出場し、これまでとは違うレベルでプレーできた。この経験を忘れることなく大学進学後も自信を持てプレーをしたい」と今大会の感想と今後の抱負を述べた。平良選手は「自分にとっては2回目の九州大会。前回より良い経験ができると思うので頑張りたい」、熊谷選手は「今大会が意味ある大会として次につなげることができるよう頑張りたい」とそれぞれ語った。
平良校長は上原選手に対し「県選抜のエースとして活躍したのは宮古高校として初のことと思う。この経験を今後に、後輩たちに生かしてほしい」、陸上部員に対しては「日ごろの練習成果を発揮して活躍してきてほしい」と呼び掛けた。