12月に進ちょく確認へ/市健康増進計画推進会議
長期目標ロードマップ
2016年度第1回宮古島市健康増進計画推進会議(会長・下地敏彦市長)が12日、平良保健センターで開かれた。構成団体の各委員が取り組み状況を報告したほか、15年度に策定した20年度までの長期目標を定めたロードマップについて、進ちょく状況や16年度以降の目標値を12月に確認することなどを決めた。
同会議は行政、経済、保健・医療・福祉関係、学校関係、マスコミの各分野から20団体と、アドバイザーとして宮古保健所と宮古労働基準監督署が参加している。08年度に第1次計画、13年度に第2次計画が策定された市健康増進計画と、15年度に策定した市民行動指針に基づき、「平均寿命最下位脱出プロジェクト」として参加各団体が20年度までの長期目標と目標値を定めたロードマップを作成していた。
今回の会議では、12月にアンケートを実施して各団体のロードマップ進ちょく状況や16年度以降の目標値を確認する方針を事務局が提案し、了承された。
前回会議で委員から「各世代へ向けて分かりやすいメッセージ、目標があるとよい」との提言があったことを受け、事務局は子供世代は「早寝・早起き・朝ご飯」、大人世代は「野菜1皿プラスワン」と「検診受けて1㌔減らす」、高齢者世代は「お口元気で介護予防」をキャッチフレーズ案として提案した。今後はこの案を基に委員から意見を募り、最終案が策定される。
取り組み報告では各委員が所属団体で行っている実績や今後の方針などを発表した。事務局を務める健康増進課は15年度の健康づくりモデル事業として、協力団体に健康づくりメニューを体験してもらった「まちの健康コーナー」事業の実施結果を報告した。
会議の冒頭では、人事異動や役員改選などで新しく委員、アドバイザーとなった計8人に委嘱状が交付された。