12/25
2024
Wed
旧暦:11月24日 仏滅 壬 
政治・行政
2016年10月13日(木)9:06

マクラム通りで電線地中化/宮古土木事務所

今年度は片側77㍍ 道路改良も


電線地中化の工事が始まっているマクラム通り。今年度は写真左側の電柱を地下に埋設する=12日、平良西里

電線地中化の工事が始まっているマクラム通り。今年度は写真左側の電柱を地下に埋設する=12日、平良西里

 平良西里の県道「マクラム通り」でこのほど、電線を地下に埋設する電線共同溝整備事業の工事が始まった。発注した県宮古土木事務所によると、計画している下里通り入り口交差点までの両側総延長680㍍(片側340㍍)のうち、今年度は、西里通り入り口交差点までの片側77㍍を道路改良も含めて整備する。工期は来年2月28日まで。



 電線の地中化は①安全で快適な通行空間の確保②景観の向上③災害の防止④情報通信ネットワークの信頼性の向上-などを目的に実施。1999年から、平良市街地を中心に整備が進められた。


 特に2003年9月の台風14号では、強風で電柱約880本が倒れ交通が遮断され、復旧作業に支障を来したことから電線地中化の必要性が高まった。


 マクラム通りでの電線地中化は、道路改良工事も合わせて実施する。これまで歩道なしの幅員約9㍍を両側歩道の16㍍に拡幅する。事業費は約4500万円。


 同通りは、下里通り入り口交差点までの区間を2019年度までに約57億円(道路改良や用地買収費含む)をかけて整備する予定。


 用地買収が必要な公共事業で、昨年末で約6割の用地が収得済みとなっている。


 宮古土木事務所によると、これまでに下里東通りや北小前のマクラム通り、市場通り、旧宮古病院前などの道路約14㌔で電線地中化が整備されている。


 電線地中化は地上機器を設置するため、歩道幅員2・5㍍以上を確保することが条件となる。このため、道路改良工事と同時に行われることが多いという。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年12月12日(木)9:00
9:00

ローズウッド来年3月開業/平良荷川取

世界的高級ホテル日本初進出/観光振興、地域活性化に期待   世界的高級ホテルチェーンの「ローズウッドホテルズ&リゾーツ」(本社香港、ソニア・チェンCEO)は、日本初進出となる「ローズウッド宮古島」を来年3月1日に開業、今月10日から同ホテル公式ウェブ…

2024年12月11日(水)9:00
9:00

「これからも地域と共に」

開業40周年、関係者招き祝賀会/宮古島東急ホテル&リゾーツ   宮古島東急ホテル&リゾーツ(白木敦義総支配人)は9日夜、同ホテルの開業40周年記念祝賀会を開催した。島内外の観光関係者、パートナー企業らを招き、これまでの感謝を示すとともに今後のさらなる…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!