島の神々に成功祈願/カギマナフラが開幕
きょうハワイアンショー
フラの祭典「カギマナフラin宮古島2016」が13日午後、伊良部島で開幕した。スペシャルゲストら関係者が同島内の御嶽や聖地を巡り、5日間にわたるイベントの成功を祈りながらフラを捧げた。きょう14日は国内外のアーティストが出演するスペシャルハワイアンショーがマティダ市民劇場で開催される。
初日の奉納祈願フラには14日のハワイアンショーに出演するエド・コリアーさんやイヴァラニ・ワヒネカプ・ワルシュ・セイユさんらゲストが参加した。
牧山ピヤーズ御嶽やヌシ御嶽を参拝した後、長浜にあるホテルてぃだの郷前庭の聖地で祈った。
地元のツカサが神歌を捧げた後、石川県から来島した谷本亜貴子さんや山本留海子さんがフラを奉納、優雅な踊りで花を添えた。最後は関係者全員でカチャーシーやクイチャーを踊って奉納祈願フラを終えた。
イベントの開幕に当たり実行委員会事務局の垣花和彦局長は「宮古島市とハワイマウイ郡との姉妹都市交流が縁でスタートした大会にはハワイはもちろん韓国や台湾、香港などからの参加も含めて35団体500人が参加する」と名実ともに国際大会に成長したイベントを強調。「市民の皆さんには、ぜひ会場に足を運んで美しいフラダンスを楽しんでほしい」と話した。
イベントは17日までの5日間行われる。14日のハワイアンショーにはハワイから招へいされたゲストらが出演する。マティダ市民劇場で午後6時30分開演、当日の入場料は大人4500円、子ども3500円。
15日にはトゥリバーで特別ショーを開く。午後5時開演、海をバックに26組がフラを踊る。観覧は無料。
イベントのメイン行事となるインターナショナルフラコンペティションは16日に行う。国内だけでなく韓国、台湾、香港からの団体も出演してフラを踊る。午前10時30分開演、観覧料は1500円。