今期の定期クルーズ終了
崎埠頭で送迎セレモニー
定期クルーズ船の今期最後の就航となった24日、平良港下崎埠(ふ)頭では、この日寄港した「スーパースターアクエリアス」(総トン数約5100㌧、全長約230㍍)の関係者を招いた送迎セレモニーが行われた。
今期、クルーズ船で多くの観光客が宮古島に訪れてくれたことに感謝の意を表した下地敏彦市長は「皆さんは今期は30回近くも寄港し、4万3000人余が宮古島を訪れ、その魅力に触れた。世界に宮古島の魅力をPRできたと思う。来年もまた多くの観光客と一緒に寄港してくれることを期待している」と述べた。
カール・ナイラーマーク船長は「今年は何度も美しい宮古島に訪れることができてうれしかった。来年も4月~10月の間に週に1回のペースで寄港するので、今から楽しみにしている」と話した。
そのほかにも、下地市長は「今後、港をしっかり整備して皆さんを迎える環境を整えたいと思っているので期待してほしい」と呼び掛けた。
これに対してナイラーマーク船長は「現在の接岸は少し難しい状況なので、整備されて港が新しくなり、接岸しやすくなることをうれしく思う」と述べた。
セレモニーでは、市の観光課や観光協会の職員からナイラーマーク船長とホテルマネジャー、機関長に感謝の気持ちを込めた花束が贈呈された。