観光インフラ整備に全力/商工会議所臨時議員総会
下地義治会頭を再任/議員に当選・選任証書交付
宮古島商工会議所は1日午後、市内ホテルで臨時議員総会を開き、任期満了に伴う会頭選出で、下地義治会頭の再任を決めた。根路銘康文副会頭も再任、新任の副会頭には宮古港運の砂川恵映社長が就いた。専務理事は砂川恵助氏が続投する。下地会頭は「観光インフラ整備に全力で取り組みたい」と決意を述べた。臨時総会に先立ち、1~3号議員の60人に議員当選・選任証書を交付した。
臨時総会提出議案は、任期満了に伴う議員選挙で無投票当選した1号議員30人および2号議員21人、3号議員9人(委任含む)で審議し、会頭、副会頭、専務理事、常議員、監事の選任案件を全会一致で決めた。
それぞれの任期は2019年10月31日まで。
満場一致で再任された下地会頭は「宮古島市の景気は良く、経済も良い方向で進んでいる。1次、2次産業とも良い。とりわけ観光産業に勢いがあって伸びしろもある」と述べた。一方で「観光面はインフラが追い付いていない。この部分を行政と相談、連携しながら解決していきたい」と強い意欲を示した。
新任の砂川副会頭は「下地会頭をしっかりと支えながら商工会議所の発展に努めたい」と述べた。
総会前の議員当選・選任証書交付式で、羽地義禎選挙委員長は「当選・選任された議員の皆さんの役割と使命は大きい。発想力と行動力、団結力が重要なカギになる。時代に沿った行動とさらなる飛躍を期待している」と激励した。
役員と常議員・監事は次の通り。
会頭=下地義治(共和産業)▽副会頭=砂川恵映(宮古港運)根路銘康文(宮古ビル管理)▽常議員=粟国将一郎(粟國商店)伊沢忠憲(伊沢商会)狩俣栄吉(下崎工事社)久貝隆男(宮古通運)佐和田功(住宅情報センター)下地勝(菊之露酒造)佐平八十男(佐平建設)砂川恵史朗(八汐港運)砂川玄悠(沖縄製糖)砂川拓也(多良川)砂川靖夫(ホテル共和)豊見山健児(宮古島観光協会)友利寛忠(先嶋産業)中尾忠筰(とみや商会)波照間弘光(日本トランスオーシャン航空宮古支社)古堅雄二(琉球銀行宮古支店)宮里敏男(やまと商事)安村勇(宮古製糖)寄川俊男(寄川商会)与那城敏(大米建設)▽監事=砂川栄(元気生活)上里道明(沖縄中央上里会計事務所)