軽易変更を市長に答申/港湾審議会
多良間フェリー大型化に対応
市地方港湾審議会の下地義治会長は1日、市役所平良庁舎に下地敏彦市長を訪ね諮問されていた港湾計画の軽易な変更について原案通り答申した。
答申を受けた下地市長は「今回は多良間フェリーの新造船大型化に伴うものでしっかり審議してもらい答申を受けたので今後、迅速に対応したい」と述べた。
今回の変更については、先月26日に行われた2016年度第1回審議会で審議されたもので平良港第四埠頭(ふとう)への多良間航路フェリー埠頭整備計画のうち、全長を100㍍から125㍍に、水深を4㍍から4・5㍍に変更するとしている。
フェリー埠頭の整備計画は、2008年度に策定。整備場所は下里船だまり(通称・布干堂船だまり)と伊良部航路のフェリーが使用していた浮桟橋の間にある第四埠頭。下里船だまり側にある防波堤に沿う形で、全長100㍍(うち船首尾係船岸20㍍)、面積0・2㌶の埠頭を新設し、水深を4㍍とする計画となっていた。
しかし、多良間航路のフェリーを大型化させる計画が出てきたことから、それに対応するため埠頭全長を125㍍(うち船首尾係船岸25㍍)、面積を0・3㌶、水深を4・5㍍に、周辺水域の航路と泊地を従来計画の水深4㍍、面積0・7㌶から水深4・5㍍、面積2・9㌶に変更するとしている。