パンづくりを体験/おきでん対話旬間
宮総実PTAが楽しむ
沖縄電力離島カンパニー宮古支店(神田均支店長)は3日、宮古総合実業高校PTAを対象にした、食品加工体験教室を同校実習棟で開いた。保護者ら15人が参加。同校教師や生徒たちから、パンやソーセージづくりを習った。試食もして、手作りならではの優しい味わいを楽しんだ。
「地域とともに、地域のために」をスローガンにした第39回おきでん対話旬間(1~10日、主催・沖縄電力)の一環。日ごろ、お世話になっている地域の人たちに感謝の気持ちを伝えるとともに、電力に関するさまざまな意見を聞いて、業務に反映させることなどを目的としている。
つくったのは、同校の生産物即売会でも人気のバターロールと紅イモパン。参加者たちはグループに分かれて、生地づくりやくるくる巻いて形を整える製造工程を体験した。
パンが焼き上がるまでは、新作「ニラハーブソーセージ」づくりに挑戦した。
参加した女性は「パンの生地がフワフワしていて、これが焼き上がればしっとりしたパンになるかと思うと楽しみです」と笑顔だった。
池間俊郎PTA会長は「企業の人たちとの交流はなかなかできない。また、子供たちが学校で学んでいることを直接体験することで、家庭での会話が広がる」と話した。