さらなる飛躍誓う/宮古港運創立60周年
関係者集い盛大に祝賀会
宮古港運(砂川恵映社長)の創立60周年記念祝賀会が3日、はやてのクルーズ船「モンブラン」の船内で盛大に開催された。祝賀会には島内外から関係者が多数招かれ、同社のこれまでの活躍に敬意を表すとともに、これからのさらなる飛躍に期待を寄せた。
砂川社長は「弊社は昭和31年に設立され、昭和42年に現在の社名に変更した。琉球海運の一員として、厳しい競争と困難を乗り越えてきた。これからも時代の先を見つめ、新しい価値を創造し続けて地域社会に貢献していきたい」と述べた。
来賓祝辞で下地敏彦市長は「60年という長い道のりには多くの苦労と困難があったと思う。しかし、現在の成功があるのは役職員の努力のたまもの。市としても積極的に港湾整備を進めており、今後は新たな港湾ビジネスの発掘をサポートしていきたい。また、宮古島を中心とした輸送ネットワークの一翼を担う企業として、これからも地域経済の活性化に貢献してほしい」と呼び掛けた。
そのほか、琉球海運の山城博美会長と宮古島商工会議所の下地義治会頭が乾杯のあいさつを行い、宮古港運のさらなる発展を願った。
祝賀会では、カイルア・フラ・スタジオ・ピリアロハによるフラダンスも行われ、祝いの席を盛り上げた。