豊見山さんを県知事表彰/県公衆衛生大会
川満さんは保健所長会長賞
【那覇支社】第48回沖縄県公衆衛生大会(主催・県、県公衆衛生協会)が4日、「健康長寿 ちゅら島おきなわを次世代へつなごう」をテーマに那覇市の自治会館で開かれ、宮古島市で福祉部長兼福祉事務所長を務める豊見山京子さん(60)が知事表彰を、宮古保健所の歯科衛生士・川満貴子さん(52)が県保健所長会長表彰を受けた。
授賞式の後、豊見山さんは「その時々の課題に対し一生懸命に取り組んできました。定年を前に名誉ある賞をいただけて、上司や同僚に感謝しています」と受賞の喜びを語った。
川満さんも「若い年齢でいただいて良いのか少し躊躇しました。地元の歯科医師の皆さんや歯科医師会のサポートがあったおかげで、ここまでやって来れました」と話していた。
同大会は、県内の公衆衛生関係者が一堂に会し公衆衛生活動の展望などを論議することで、公衆衛生の充実と実践活動の効果的な推進を図ることを目的に毎年開催される。
豊見山さんは、永年に渡り母子保健や成人保健の普及・難病対策に努めてきたこと、地域における健康福祉の維持向上に尽くしたことが高く評価された。
川満さんは、歯科衛生士として乳幼児の虫歯予防や高齢者の対策など歯科保健業務を行ってきたこと、宮古歯科衛生士会の発足に尽力したことなどが功績として認められた。