心のハーモニー響かす/市民総合文化祭
児童生徒が音楽祭で熱唱
第11回宮古島市民総合文化祭音楽祭児童生徒の部が6日、マティダ市民劇場で開かれ、10団体が出演して合唱や合唱を発表した。出演した児童生徒は、練習で磨いた歌声と楽器のハーモニーを披露し、会場いっぱいの聴衆を魅了した。
音楽祭には、みやこ少年少女合唱団をはじめ小学校が北、久松、佐良浜、平良第一、南の5校。中学校は下地と上野が出演した。
主催者を代表して市教育委員会の宮國博教育長があいさつし、「きょうは練習の成果を発表する良い機会であり、皆さんにとっては晴れの舞台だ」と児童生徒の活躍を期待。「出演者と観客が心を一つにして楽しく思い出に残る音楽祭になることを願う」と話した。
この後、みやこ少年少女合唱団を皮切りに、各校の児童生徒が日ごろの練習の成果を発表した。
南小学校4年生は、「もみじ」と「大切なもの」の2曲を歌った。もみじでは透き通る歌声で合唱二重奏を会場に響かせた。
最後を飾ったのは、平良第一小の児童。NHK大河ドラマ「真田丸」のメインテーマと「海の声」を合奏して音楽祭に花を添えた。
運営委員長の洲鎌律子さんが講評を行い、発表者と観客が一つになった音楽祭を強調しながら出演者と観客の双方に感謝。「みんなで心地よい演奏を楽しむことができた」と語った。