宮高女子3位、九州へ/県高校駅伝
仲地楓華ら3人区間賞
男子第64回、女子第34回の県高校駅伝競走大会は4日、男子7区間42・195㌔、女子5区間21・0975㌔の今帰仁村総合運動公園付帯マラソンコースで争われ、女子の部で宮高が3位に入賞、九州大会出場を決めた。仲地楓華ら3人が区間賞を獲得した。優勝は男子コザ、女子は那覇西。
宮高は1区伊佐ももこが5着で2区へつなぐと、仲地、3区仲里彩、4区下里初佳が連続区間1位を獲得して上位に浮上し、一時はトップに立った。
最終的には那覇西とコザにかわされたものの、1時間21分16秒で3位入賞、九州大会出場を決めた。
駅伝部のメンバーは5日午後に帰島し、空港で学校関係者から祝福を受けた。
各校のエースが集う1区で好走した伊佐は「3位という結果は皆さんの支えのおかげです」と感謝。「目標にしていた全国大会出場は達成できなかったけど都大路を目指した時間はとても貴重だった。都大路への夢は後輩に託したい」などと感想を話した。
4区区間賞の下里は「納得はしても満足はしないという気持ちで九州大会に備えたい」と話し、次戦での記録更新に意欲を見せた。
祝福に訪れた平良智枝子校長は「都大路を目指して取り組んだ成果であり、本当にうれしく思う。責任感やプレッシャーが重くのしかかったと思うが、それらを跳ね返して3位という結果を勝ち取ってくれた」と生徒をたたえ、「次の九州大会、その先に都大路も視野に入れて今後も頑張ってほしい」と激励した。
同大会には宮高男子も出場した。結果は2時間27分34秒で7位だった。