支えに感謝しフラ披露/プアエナ宮古
結成10周年でフェス開催
フラサークル・プアエナ宮古(垣花恵子代表)の結成10周年を記念したフェスティバルが5日、荷川取漁港ステージ広場で開かれた。サークルメンバーたちは10年間支えてくれた関係者らに感謝の思いを込めてフラを踊った。指導者や過去の代表者などの功労者には垣花代表から感謝のレイが贈られた。
同サークルは2006年に結成され、現在は大人30人、子供10人が在籍している。10周年フェスティバルでは、最初はメンバーたちが複数のチームに分かれて「カヒネ」と呼ばれる古典フラを、その後、「アウアナ」と呼ばれる現代的なフラを踊った。指導者の柴田プアエナ知佳さんや同サークル初代代表のノブコ・カナニイリマオカラニさん、同サークルの伊良部チームであるプアエナ伊良部もゲスト出演しフラを披露した。
柴田さんやノブコさん、過去の代表者、プアエナ伊良部メンバー、家族代表など活動を支えてきた功労者に垣花代表から感謝を込めた「レインボー・レイ」が贈られた。垣花代表は「地域や家族の人たちの力で今までフラを学ばせてもらった。ありがとう。これからも応援をよろしくお願いしたい」と語った。
ゲストとして民謡歌手の川満七重さんとキーボード奏者の池村綾野さん、ホメアロハ88、島ピエロのゆずちゃんが出演し演奏やバルーンアートを披露。川満さんと池村さんによる演奏にはプアエナ宮古のメンバーも共演し、宮古民謡でフラを踊った。オープニングでは風の神太鼓が力強い演舞で会場を盛り上げた。