上位入賞へ一丸/県民体育大会
宮古代表選手が結団式/長濱会長「沖縄一勝ち取ろう」
今月26日開幕の第68回県民体育大会に出場する宮古代表選手団の結団式が7日夜、市内のレストランで開かれた。各競技団体の選手が結集し、総合成績の上位入賞を目指して一丸。選手団に団旗を授与した市体育協会の長濱博文会長は「沖縄一を勝ち取ろう」と呼び掛けて士気を高めた。
前回の宮古島市は総合11位と振るわなかった。今大会には最低でも総合8位入賞を目指して挑む。
前回優勝の軟式野球のほか、バレーボール女子、卓球男子、バスケットボール女子、ラグビーフットボール、陸上競技などの上位入賞が期待されている。
先行競技として始まっているラグビーは先月29、30両日の試合で4強進出を決めている。19日の準決勝は豊見城運動公園陸上競技場で沖縄市と対戦する。
同じく先行して実施されたゴルフ競技では、宮古島市は4位に入賞した。
結団式では、市体育協会の湧川弘範理事長が選手団を紹介した後、長濱会長がハンドボール協会の川満玄雄さんに団旗を授与。上位入賞に期待を込めた。
長濱会長は「皆さんは厳しい条件をクリアして宮古代表を勝ち取った。県民大会では宮古島市の名にふさわしい活躍で上位入賞してほしい。互いに共通の目標に向かって頑張ろう」と呼び掛けた。
激励に駆け付けた下地敏彦市長は「それぞれの力量を発揮して『宮古島市ここにあり』という姿勢を示してほしい。スポーツ界は活気がある。そのことを全県に伝えよう」と述べた。
市教育委員会の宮國博教育長も「ここにいる皆さんは宮古代表として鍛錬を積み重ねてきた。その成果を十分に発揮し、大いに活躍してほしい」と期待した。
陸上の一般男子走高跳で4連覇を懸ける上原晋之助さんは「個人優勝を狙うとともに、陸上競技全体の順位を上げて、宮古島市の総合成績に貢献したい」と力強く決意を表明した。
宮古ラグビー協会の村上健輔理事長は「ラグビーは過去、名護市と同時優勝がある。今回は単独の優勝を目指して挑む。お互い頑張ろう」と呼び掛けた。