宮工4人が3位入賞/県高校新人ボクシング
目標は「比嘉先輩」
ボクシングの第51回県高校新人大会がこのほど、沖縄水産高校で行われ、宮工の花城怜音君ら1年生4人が3位に入賞した。8日午後、伊志嶺秀行校長に報告した4人は、「次の大会では優勝を狙う」と意欲。目標は「プロボクサーの比嘉大吾先輩(東洋太平洋フライ級王者)」と語った。
花城君はフライ級で3位に入賞。川満雅志君はバンタム級、川満克己君はライト級、島尻竜希君はウエルター級で3位に入った。
4人とも入学してボクシングを始めた。4月の春季大会、6月のインターハイでは惨敗したが、今回は全員が3位に入る成長を見せた。大会前に知念健次監督の自宅で行った走り込み中心の合宿などが生きた。
花城君は「3位はうれしいが上には上がいる。次は県チャンプを獲りたい」と意欲的に語った。川満雅志君も「もっと自分を追い込んで12月の大会では優勝したい」と意気込んだ。
川満克己君は「初めて勝てたことはうれしいが、まだまだ練習が足りない。さらに練習してチャンピオンになりたい」と強調。島尻君は「今大会で自分の成長を感じた。次は優勝を目指して臨む」と話した。
伊志嶺校長は「皆さんは着実に力をつけている。次は頂点を目指そう。あららがま精神を忘れずに心技体を磨き、先輩でプロの比嘉大吾さんに続くという思いで頑張ってほしい」と一層の活躍に期待を込めた。
知念監督は「勝利し、手を上げられたこの一勝は生涯忘れられないはずだ。さらに上位を目指して頑張らせたい」と話した。