1カ月で半数が申請/臨時福祉給付金
市は早めの手続き呼び掛け
市が10月3日から申請受付を行っている2016年度臨時福祉給付金と障害・遺族年金受給者向け給付金の申請状況は、11月4日時点で臨時福祉給付金が対象者1万7761人に対し申請者は9060人で申請率は51・0%、障害・遺族年金受給者向け給付金は対象者598人に対し申請者は367人で申請率は61・3%となっている。市福祉調整課が発表したもので、申請がまだな対象者は早めに手続きを行うよう呼び掛けている。
臨時福祉給付金は消費税率の引き上げによる影響を緩和するため所得の低い人に支給されるもので、給付額は1人当たり3000円。障害・遺族年金受給者向け給付金は賃金引き上げの恩恵が及びにくい所得の少ない年金受給者に支給されるもので、給付額は1人当たり3万円。ただし、65歳以上の高齢者向け給付金を受給した人は対象外となる。
申請方法は市から対象者に送付された申請書に必要事項を記入し、必要書類を添付して、同封の返信用封筒で郵送するか、市役所平良庁舎2階の市福祉調整課へ直接、提出を。申請期間は1月31日まで。
同課では「次回の給付金振込日は12月22日の予定で、12月2日までに申請した人が給付対象となることから、まだ申請していない人は早めに手続きしてほしい」と呼び掛けている。
二つの給付金に関する問い合わせは同課の給付金窓口(電話73・5450)まで。