教育・文化
2016年11月12日(土)9:02
EVの仕組みを学ぶ/日本工科大学校
宮工で「トキメキ出前授業」
日本工科大学校(中農一也理事長)は11日、宮古工業高校(伊志嶺秀行校長)の自動車機械システム科の2年生42人と3年生55人を対象に「EV・小型モビリティ沖縄トキメキ出前授業」を実施した。生徒たちは、ガソリンを使わないで走行中は二酸化炭素を出さない次世代自動車の電気自動車(EⅤ)の仕組みを学んだ。
この日の講師は中農理事長ら4人が務めた。同校は、文部科学省から2015~17年度の3年間の委託を受け、次世代自動車をテーマに整備士養成のプログラムの研究事業に取り組んでいる。
中野理事長は「最先端の技術を生徒たちに教え、生徒たちが進路選択の一つとして自動車会社を考えるきっかけになれば」と期待を込めた。
電気自動車を試乗した2年生の奥平大貴君は「スタートした時の速度は速く、車内ではエンジンの音が聞こえなかった。次世代自動車の仕組みに驚いた」と感想を話した。