野原さん初代王座/宮古島釣技決定戦
大物タマン62・5㌢、3・70㌔
第1回宮古島釣技王座決定戦(主催・同実行委員会、あららがま海美化釣流会)の最終日は13日午前、荷川取漁港内公園で表彰式が行われ、野原克矢さん(25)が大物タマン全長62・5㌢、重さ3・70㌔をゲットして初代王座に輝いた。釣り愛好者でつくる磯島會の会員である野原さんは大物タマンを手に「優勝できて、非常にうれしい」と喜びを語った。
同決定戦には152人の釣り愛好者らが参加。競技はタマンを対象魚に11日午後6時に開始、13日午前9時に終了。宮古島一円の海岸を舞台に腕前を競った。
参加者らは13日午前、公園内で検量のため次々と大物タマンなどを持ち込んだ。見学に訪れていた参加者の家族や市民からは「大きいタマン」と驚きの声が上がった。
優勝した野原さんは、平良のトゥリバー地区の釣りポイントから釣り竿を振った。粘りの末、引きの強い魚がヒット。格闘5分の末、大物タマンを釣り上げた。
野原さんは「大物タマンは、磯島會のメンバーらとともに刺し身や煮付け料理にして食べる。ビール、泡盛で乾杯だ」と声を弾ませた。
結果は次の通り。
【大物タマン】優勝=野原克矢(全長62・5㌢、重さ3・70㌔)▽準優勝=宮国明広(同63・5㌢、3・42㌔)▽3位=比嘉拓海(同63・0㌢、同3・36㌔)
【外道賞】狩俣栄作(ガーラ、全長121㌢、重さ23㌔)