社会・全般
2016年11月15日(火)9:03
月と太陽が天体ショー/スーパームーンとグリーンフラッシュ
月と地球の距離がいつもより近く、普段よりも月が大きく見える「スーパームーン」が14日、観察された。国立天文台によると68年ぶりの近さだという。スーパームーンの月の出のおよそ10分前には、西の水平線に太陽が完全に沈む直前に、緑色の光が一瞬輝いたようにまたたく、グリーンフラッシュも観察された。非常に稀な現象で緑閃光ともいわれる。
「スーパームーン」は月が地球を回る軌道は長楕円形で太陽などの影響で軌道も常に変化し、月と地球の距離も変わるため、月の大きさも変化して見える。
同天文台によると、68年前の1948年1月26日の満月の時の月の中心から地球の中心までの距離(地心距離)と、14日の満月時の地心距離との差は約30㌔だったという。
月までの距離から計算すると、最大の満月は最小の
満月よりも直径で約14%、面積で約30%大きいという。