11/24
2024
Sun
旧暦:10月23日 友引 辛 
教育・文化
2016年11月16日(水)9:01

九州大会で最優秀賞/食と環境科の3人

宮総実 来月全国大会に出場


九州代表で全国大会への切符を勝ち取った棚原さん(左から2人目)、上原さん(中央)、川田さん(右から2人目)=15日、宮古総合実業高校

九州代表で全国大会への切符を勝ち取った棚原さん(左から2人目)、上原さん(中央)、川田さん(右から2人目)=15日、宮古総合実業高校

 今月11日に長崎県で開催された「第33回九州地区水産・海洋高等学校生徒研究発表大会」で見事、最優秀賞に輝いた宮古総合実業高校食と環境科フードクリエイトコースの川田美琴さん、上原紫音さん、棚原千祥さんの3人が15日、同校で喜びの報告を行い、来月2日に茨城県で開催される全国大会に向けて意気込みを示した。

 発表大会で3人は、「水産業で食を救え!~県魚から学ぶ水産業~」をテーマに、年々進む魚離れの深刻化や伝統漁の後継者不足。さらに、地下水汚染の問題など島を取り巻く課題を示した上で、それを解決しようと、宮古味噌に伝統の漁で捕れる県魚のグルクンを混ぜた特製味噌の商品開発を行ったことを発表した。

 最優秀賞について川田さんは「かなり厳しいスケジュールの中での出場だったので、ほとんど練習もできなかった。そんな中で最優秀に選ばれてとてもうれしい。全国大会では九州の代表として万全の状態で挑みたい」と意気込みを示した。

 上原さんと棚原さんも応援してくれた学校関係者、地域の人たちに感謝の言葉を述べた上で、全国大会での活躍に決意を示した。

 本村博之校長は「厳しい日程の中で最優秀賞に選ばれたのは皆さんの日々の活動と努力の結果。全国大会でもしっかり頑張ってこの流れを後輩たちにもつなげてほしい」と呼び掛けた。

 3人は、大会の直前に開催された「第5回ご当地!絶品うまいもん甲子園」の全国大会にも出場し、準優勝に輝いている。

 この準優勝後、3人はいったん宮古に戻ったが、翌日には発表大会が行われる長崎へと出発し、最優秀賞に輝いて全国大会の切符を手にしている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!