県知事表彰に古波蔵組/建設雇用改善優良事業所
協会長表彰は砂川さん
【那覇支社】県の2016年度県建設雇用改善優良事業所表彰式が16日、県庁で行われ、宮古地区から県知事表彰に古波蔵組(古波蔵太志社長)、県建設業協会長表彰の優良若年建設従事者に砂川雄一郎さん(28、翔南建設)が選ばれ、表彰状と記念品が贈られた。
古波蔵社長は「歴代の役員の従業員への思いが、こういう形になって感謝するとともに、うれしい。新しい時代にあった雇用を見据えながら、今後とも職員とより良い会社づくりに励みたい」、砂川さんは入社6年目で、施工管理を担当。「自分を選んでもらい、ありがたい。この賞に恥じないように、これからも若い人の模範となるように頑張っていきたい」と、それぞれ喜びを語った。
県知事表彰は建設労働者の雇用改善、能力の開発・向上、福祉の増進を積極的に展開する事業所の功績をたたえる。同協会長表彰は建設労働者の雇用改善に功績のあった事業所、技術・技能の職種で勤務成績が優秀で他の模範となる、勤続5年以上の30歳未満の従業員が対象となる。
屋比久盛敏商工労働部長はあいさつで「県内の建設業を取り巻く厳しい状況の中、従業員の技能や雇用の質の向上に取り組まれた実績が高く評価された」と述べ、受賞者をたたえた。