佐渡山、世界3位/大学選手権
目標達成し笑顔
重量挙げの2016世界大学選手権は15日、メキシコのメリダ市で女子53㌔級決勝を行い、宮高卒で平成国際大の佐渡山彩奈がトータル175㌔を挙げて3位に入賞した。佐渡山は「表彰台に上がるという自分で決めた目標を達成できてうれしい」と喜びを語った。
佐渡山はスナッチこそ75㌔とベスト記録(80㌔)に届かなかったが、ジャークは100㌔を上げて自己記録を更新してみせた。
試合を振り返り、「自分の今のベストを尽くすことに集中して挑んだ。地元選手に対する応援の大きさがすごかったけど、日本チームの応援も負けていなくて支えられた」と話した。
試技は「スナッチは1本目で失敗という良くない結果だったけど、ジャークは100㌔に挑戦して取ることができた。それが3位入賞につながったと思うのでうれしい」と喜んだ。
世界大会3位という結果に対しては「私を支えてくれた人すべての応援のおかげだと思っている。感謝の気持ちでいっぱいです」とのコメントを寄せた。
同階級の優勝者は中国の選手で、記録はスナッチ90㌔、ジャーク110㌔のトータル200㌔だった。