子牛1頭平均79万円/11月期牛競り
販売2億9000万円の大商い
JAおきなわ宮古家畜市場の2016年11月期肉用牛競りが19日開かれ、子牛1頭平均価格は79万4928円の高値が付いた。過去最高額の成績だった前月と比べると1万8734円下げているが、依然として高値取引が続いている。成牛を含む販売額は2億9000万円の大商いだった。
今月競りには子牛340頭が上場され、全部競り落とされた。平均体重は265㌔、1頭当たりの最高価格は106万8120円。
性別の1頭平均価格をみると、去勢は前月の価格より1万1946円高い87万459円、一方の雌は5万8806円下げとなる68万232円だった。
平均キロ単価は2996円(前月比102円安)の高値が付いた。性別では去勢が3158円、雌が2723円となった。
販売額は子牛のみで2億7000万円を突破。高値取引を印象付けた。
成牛を含む上場頭数は397頭。このうち395頭の取引が成立した。
1頭平均価格は前月比3万5781円安の73万5002円となり、平均のキロ単価は2500円(同比199円安)。性別の価格は去勢が87万459円、雌は58万8850円だった。
過去最高額となった前月競りと比べると1頭平均価格、キロ単価ともに下げる結果となったが、依然として高い値が付いている。全国的な子牛不足が要因。