自慢の菊をどうぞ/鏡原中
恒例の祭り、今年も盛況
鏡原中学校で20日、恒例の菊まつりが開かれ、生徒自慢の菊を買い求める市民でにぎわいを見せた。
恒例の菊まつりは今年39回目。準備した約500鉢の菊は生徒たちが栽培したもの。3学年を縦割りにして4班をつくり、それぞれ土づくりやかん水、鉢植え作業等を行ってきた。
開始式で、生徒会の和田陽花(ひのか)会長は「半年間にわたって菊づくりに取り組み、丹精を込めて育てました。菊はまだつぼみの段階だけど、たくさんの愛情を込めたのできっと美しく立派な花が咲くと思います」と話し、来場した市民に購入を呼び掛けた。
販売が始まると、父母や地域の住民、一般の来場者が販売コーナーにどっと流れ込み、お目当ての菊を見付けると即購入。300~800円に設定された菊は飛ぶように売れた。
4班に分かれた生徒は販売合戦を展開。「こっちの菊が大きいよ」「きれいな花はこっちだよ」などと積極的にアピールして自慢の菊を売り出していた。
同校では、菊まつりに先立ち「まほろば発表会」を開いた。学力向上推進の取り組みほか、生徒たちによる舞台発表が行われた。