武富さんに厚労大臣表彰/食品衛生全国大会
古城さんは日食協会長表彰
2016年度食品衛生全国大会(20、21日、東京都)で武富明さん(とんかつ一番代表)が厚生労働大臣表彰・食品衛生功労賞、古城和子さん(お食事処蔵代表)が日本食品衛生協会長表彰・同功労賞をそれぞれ受賞した。2人は21日、宮古保健所を訪れ、上原真理子所長に報告。「受賞は周囲の協力のおかげ。関係機関と連携して、食中毒ゼロを目指していきたい」と喜びと抱負を話した。
報告を受けた上原所長は「日ごろの頑張りが認められた。管内の衛生を皆さんと一緒に手を携えて進んできたものとして喜んでいる。食中毒の件数も減少傾向で、皆さんの努力のたまもの」とたたえた。
多年にわたり食品衛生の向上発展に努力したとして厚生労働大臣賞を授与された武富さんは「会員の皆さんの協力のおかげ。これからも、製造業の皆さんと協力して食中毒ゼロを目指して頑張っていきたい」と話した。
長年にわたり食品衛生の普及向上に努力したとして日本食品衛生協会長賞を受賞した古城さんは「支部長を先頭に会員の協力も得ながら、食品衛生の向上に向け勉強していきたい」と語った。
同席した県食品衛生協会宮古支部の砂川靖夫支部長は「地域の食の安心、安全をコンセプトにボランティア活動をしている。表彰されることで、周囲に食品衛生協会の活動への理解と協力を呼び掛けていきたい」と話した。
玉城求さんと与那覇洋さんは日本食品衛生協会理事長表彰を受けた。